まるごと20時間2日目

前回のエントリを書いている途中で、「もっと前から書いときゃよかった」と後悔しました。だって今から書いたら調べものが大変ですよ！ホントに。

でも2日目を乗り切れば、最終日のプログラムは楽なので書きますよ。
「スーパーチャンネル: スタートレックまるごと20時間」の見所、2日目。
（「見所」っていうから書くのが大変なんだなぁ…）

☆秘められた内面を暴露してしまう宇宙病に悩まされるクルーたちを描いた“宇宙病”篇

13:00 TOS The Naked Time（魔の宇宙病）
14:00 TNG The Naked Now（未知からの誘惑）
これは過去に「魔の宇宙病からの誘惑」というエントリを書いたので、そちらを参照。そこ！手抜きっていうな！

☆転送事故によって生まれたもう一人のライカー“トーマス・ライカー”をめぐるエピソード集“トーマス・ライカー”篇

15:00 TNG Second Chances（もう一人のウィリアム・ライカー）
転送技術によってライカーが二人になってしまうという、アイディアはよかったのに、技術的矛盾があってありえない話になってしまった。詳細は Star Trek 科学技術解説の「転送装置」を読んで頂きたい。

TNG コンパニオンによると、スタッフは副長のライカーを殺して、データを副長に昇格させ、トーマスを操舵士にするアイディアがあったという。うーん、もっと前のシーズンだったら実現していたかもしれない。

16:00 DS9 Defiant（奪われたディファイアント）
スタッフは結局どちらのライカーも殺すことなく、将来に可能性を残した訳だが、こんな形でトーマスが再登場するとは。そしてキラがライカーの餌食に！キラのような人物はライカーになびかなそうなんだが…

このエピソードでライカー役のジョナサン・フレイクスは付けひげで登場する訳だが、アメリカでの放送日は 1994/11/21。劇場版ジェネレーションズの公開が1994/11/18。さすがに劇場版の撮影終了後にひげを剃ったんだろうなぁ。

☆他シリーズのキャラクターがゲスト出演するファン必見のエピソード　“夢の共演”篇

17:00 TNG Relics（エンタープライズ号の面影）
転送技術をつかって救助を待つような人物はスコッティしかいない！ラフォージのスコッティへの接し方がちょっと涙を誘う。ひどいよ…ラフォージ。

スコッティの言葉「わしは階級こそ大佐だがな、エンジニア以外のものになりたいと思ったことは一度も無いんだ」
涙出ますよ。

またも転送技術の矛盾が登場する。ラストでジェノーランからスコッティとラフォージを救出するとき、オブライエンはどのようにして二人を救ったのか！
（転送装置を操作したのがオブライエンという描写はないけど、防御スクリーンを張っているのに転送できたので、熟練のオブライエンが操作している、と妄想）

18:00 VOY Death Wish（Q1,Q2）
VOY ようやく登場。今年のまるごとは、

スタートレックTV全6シリーズから選りすぐりのクロスオーバーエピソードをまとめてお届け！

という方向でエピソードを選んでいるため VOY は少なめ。

Q のジェインウェイに対するセクハラ発言の数々がおかしい。いくら Q が「地球へ還してやる」と誘惑してもジェインウェイははねつけるのね。まあ物語の流れ上、受け入れられないだろうけど。

19:00 VOY Flashback（伝説のミスター・カトー）
スタートレック30周年記念で制作された記念すべきエピソード。ミスターカトウがエクセルシオ艦長として登場！劇場版スタートレック6 未知の世界の最初のシーンからつながっているので、そっちも観てみるとより理解が深まるのでは。

ジェニー（ジャニス・ランド）もしっかりエクセルシオの通信士官として登場します。

ところで VOY のクロスオーバーエピソードといえば、TNG: The Price（非常なる駆け引き）で不安定なワームホールを通ってデルタ宇宙域に行ってしまったフェレンギが登場する False Profits（救世主フェレンギ）もあるのだが…地味か。

このエピソードでフェレンギになりすましたニーリックス。そのニーリックスを演じるイーサン・フィリップスが ENT: Acquisition（獲物たちの罠）にフェレンギ役で登場する。

ふう、2日目も書くのが大変でした。